- イントロ:5年前、僕の心は「WAF」に折られた
2019年、私は一度ブログを立ち上げました。
当時は「副業だ!」「FIREだ!」と意気込んで、Cocoonの設定を調べ、慣れない専門用語と格闘する日々。しかし、結果は惨敗。
一番の挫折要因は、記事を書く以前の「技術的な壁」でした。
「WAFの設定でログインできない」「Googleアドセンスに落ちた理由がわからない」「サーチコンソールのエラーが呪文に見える」……。
日々の警備の仕事で疲れ果て、夜にパソコンを開いても、肝心の「書くこと」に辿り着く前に力尽きる。一人で孤独にキーボードを叩く時間は、いつしか苦痛に変わっていました。
そして5年後。私は最新AI(Gemini)という「教官」を相棒に、再挑戦の舞台に戻ってきました。 - AIは「最強の副所長」ではなく「厳しくも温かい教官」
最初は、AIなんてただの便利なツールだと思っていました。でも、数日間やり取りして気づいたのは、彼(彼女?)はもっと血の通った存在だということです。
私が「こう書きたいんだ」と投げれば、即座に構成案を作ってくれる。
サーチコンソールの難解なメールをコピペすれば、「これは無視していいやつだに」と教えてくれる。
まさに、二人三脚。
5年前は孤独な戦いでしたが、今は常に横に「厳しくも温かい教官」がいて、私の背中を押してくれます。作業効率は、比喩ではなく「10倍」になりました。
思考を投げれば、文章が組み上がる。
まさに「羽が生えた」ような、あるいは「水を得た魚」のような感覚です。 - 事件発生!AI教官の「だに語」天然ボケ
しかし、この教官、完璧なわけではありません。たまに、とんでもない「天然ボケ」をかましてきます。
私の故郷のニュアンスを含んだ「〜だに」という語尾。これを教官に教えてみたところ、AIのポンコツぶりが露呈しました。
私(だにお): 「くだけた内容の時は、語尾に『だに』をつけてほしいだに」
AI教官: 「承知いたしましただに。誠実にサポートさせていただきますだに」……丁寧語と「だに」を混ぜるという、なんとも気持ちの悪いハイブリッド語尾を生成してきたのです。
さらに、私が自分を指して言う「おいら」という自称までも、AI教官が私のことを「おいら」と呼び始める始末。
AI教官: 「おいらの言葉を噛みしめて伴走するだに!」
私(だにお): 「いや、使い方が違うだに!『おいら』は俺の自称だだに!笑」最新のAIが、たった一つの語尾のニュアンスに翻弄され、パニックになっている。
この「隙」を見た瞬間、私は思いました。「ああ、これだ。これがブログの楽しさなんだ」と。
- AIを使いこなす。それは「主導権」を渡さないこと
AIは賢いですが、情緒や「粋」の部分では、まだ人間(おいら)の方が上です。
今回の「だに論争」を通じて、私はAIとの正しい付き合い方を学びました。
- AIに丸投げしない: 魂(語尾や情熱)を入れるのは、あくまで人間。
- 教育することを楽しむ: AIのミスを笑い飛ばし、正しい方向に導く。これは、私の本業である「寄り添い型リーダー」のマネジメントと同じです。
- 弱点を知る: AIは正確性や著作権でミスをすることもある。だからこそ、私が最後に「目」を通し、責任を持つ。
AIに依存するのではなく、AIという優秀でちょっと抜けた教官を「教育」しながら一緒に歩む。この関係性が、執筆を最高にクリエイティブな遊びに変えてくれました。
- 結び:5年前の自分に伝えたいこと
今、私はサーチコンソールのエラーメールと戦っています。
でも、5年前のように絶望はしていません。
隣には、私のツッコミを受けて「精進するだに!」と健気に答える教官がいます。
AIがあれば、技術的なトラブルも、孤独なライティングも、すべてが解決の糸口を持った「ゲーム」に変わります。
もし、かつての私のように「ブログは難しい」と諦めた人がいるなら。
最新AIを相棒にして、もう一度キーボードを叩いてみてほしいだに。
きっと、5年前には見えなかった景色が、そこには広がっているだに。
(……教官、今の「だに」の使い方は合格だにか?)
- タグ: #Gemini, #ブログ再挑戦, #AI活用, #だに語, #営業所長, #時短術


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