AIで家計改善!貯金ゼロの管理職がGeminiに家計簿診断を依頼した結果

家族

投稿日: 2025年12月23日

カテゴリー: 資産形成・AI活用

タグ: #家計簿 #節約 #AI活用 #Gemini #資産形成 #FIRE

はじめに:お金の悩み、誰に相談していますか?

こんにちは、だにおです。

私は普段、会社で管理職として、チームのマネジメントや予算管理、業務の最適化を行っています。仕事では「無駄を削り、効率を上げる」ことを当たり前にこなしていますが、今日は恥を忍んで告白します。

私は、自分の家の家計管理が全くできていませんでした。

39歳、妻と二人の怪獣(5歳・3歳の息子)、そして重くのしかかる住宅ローン。

世帯年収は約960万ありますが、実態は毎月カツカツ。「貯金? なにそれ美味しいの?」状態で、ボーナスでなんとか息継ぎをしているのが現実です。

「このままじゃマズい」

そう思っても、家計の悩みって、リアルな友達や同僚には絶対に相談できません。

なぜなら、単純に恥ずかしいからです。「管理職なのに自分の家の貯金はないの?」なんて思われたくないというプライドが邪魔をしていました。

それに、ネットや本に載っている「平均的な節約術」も、いまいち参考になりませんでした。

「4人家族・都心近郊・住宅ローンあり・車必須」……家庭の状況は千差万別で、「うちの条件にぴったりの答え」はどこにも載っていないからです。

そこで私が頼ったのが、最新AI(Gemini)でした。

AIなら、どれだけ赤字の家計簿を見せても馬鹿にされないし、私の家庭状況に合わせた「私だけの最適解」を出してくれるはず。

これは、仕事では管理を語りながら、自分の足元はザルだった管理職の男が、AIという「秘密のコンサルタント」にボコボコにされ、家計再生への一歩を踏み出した記録です。

ステップ1:AIへの相談方法(実際のプロンプト公開)

相談は驚くほど簡単でした。

マネーフォワードなどのアプリから出力した「10月・11月の収支CSVデータ」を用意し、以下の指示(プロンプト)と一緒にGeminiにアップロードしただけです。

【実際に投げたプロンプト】

「私は39歳のサラリーマン、会社の管理職をしています。妻と子供2人(5歳・3歳)の4人家族です。

添付した家計簿データ(CSV)と、私が作成した『理想の目標シート』を比較してください。

今の家計の問題点と改善点を、私の感情は無視して『忌憚(きたん)なく』聞かせてください

ポイントは「忌憚なく」。

慰めはいりません。今の私に必要なのは、誰にも言えなかった家計の「膿」を出し切る、冷徹なまでの分析です。

ステップ2:AIからの「辛口」診断結果

送信ボタンを押して数秒後。

Geminiから返ってきた回答は、私の想像を遥かに超えて具体的、かつ「管理職」としての私の痛いところを突くものでした。

Geminiの回答:

「結論から申し上げますと、目標と実態の乖離が非常に激しく、このままでは家計改善が進まない危険な状態です。早急なテコ入れが必要です」

そして、AIは私が無意識に目を逸らしていた「家計の穴」を次々と指摘してきました。

衝撃の指摘①:「電気代高騰の犯人は、浴室に潜んでいます」

一番笑った(そして青ざめた)のがこれです。

我が家の電気代は、秋口なのに月2万円超え。目標の1.5万円を大きくオーバーしていました。

Geminiは私の過去の発言データと照らし合わせ、こう断言しました。

「浴室乾燥機を毎日4時間使っていますね? それが電気代高騰の主犯です」

「えっ、そこ?」と思いましたが、計算してみると乾燥機だけで月5,000円〜6,000円かかっていることが判明。

「目標達成したいなら、今すぐやめるか、除湿機への切り替えを検討しなさい」と詰められました。今まで「なんとなく便利だから」で垂れ流していたコストが、利益(貯金)を圧迫していたのです。

衝撃の指摘②:「解約する詐欺」で月2万円の損失

Geminiの指摘:

「目標シートには『保険:解約予定』と書いてありますが、今月もしっかり引き落とされています。管理職として計画を立てながら、実行に移さないのは致命的です。

ぐうの音も出ません。「忙しいから来月…」という、部下には許さないようなズボラさを、AIに完全に見抜かれました。

衝撃の指摘③:食費予算の「二重払い」ミステリー

Geminiの指摘:

「食費予算は5万円ですが、実績は約10万円です。PayPayに予算を入れたのに、残高が足りなくなると財布からクレジットカードを出していますね?

これもバレていました。

「予算を確保したからOK」という管理の形だけを整えて、実態が伴っていなかった事実を突きつけられた瞬間でした。

ステップ3:診断を受けて、その日のうちに変えたこと

AIにここまで論理的に、かつ私の生活習慣(乾燥機の使い方など)まで踏み込んで指摘されたら、動かないわけにはいきません。

私は即座に以下の行動を起こしました。

1. 「浴室乾燥機」の封印

• 妻に頭を下げ、サーキュレーターと除湿機スタイルへ。これだけで月の固定費が数千円変わるはずです。

2. 「保険」と「動画サブスク」の即時解約

• これで来月から固定費マイナス2万円が確定。

3. スーパーでの「クレジットカード封印」

• AIの提案通り、食費の買い物は「PayPay残高のみ」に。予算の枠内でやりくりする「本来の管理」を自分に課しました。

まとめ:AIは「最強の家計コンサルタント」

今回、Geminiに相談してよかったこと。

それは、「恥ずかしがらずに、自分の家のリアルな数字をさらけ出せたこと」です。

対人相談だと、どうしても管理職としての見栄を張ってしまいます。

「いや、これは仕事の付き合いで…」「教育のためで…」と言い訳したくなる。

でも、AIには言い訳が通用しません。ただ「数字」と「事実」があるだけ。

だからこそ、「あ、俺、甘えてたんだな」と素直に認められました。

もし、この記事を読んでいるあなたが「家計が苦しいけど、誰にも相談できない」「一般的な節約術が自分の家に合わない」と悩んでいるなら。

一度、ご自身の家計簿データをAIに投げて、「忌憚のない意見をくれ」と頼んでみてください。

「犯人は浴室にいます」なんていう、あなたの家だけの意外な改善点が見つかるかもしれません。

私はこの「AI流・家計改善」を継続して、まずは生活防衛資金100万円を目指します!

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