「雨のチャリ送迎も無敵だに!」アークテリクスBeta×Atom、素材の裏側と最強レイヤリング術

「アークテリクス Betaジャケット 2023年モデル 裏地C-KNITとロゴ刺繍」 ファッション
「アークテリクス Betaジャケット 2023年モデル 裏地C-KNITとロゴ刺繍」

こんにちは、だにおです。 前回の記事では、なぜ私が30代・住宅ローン地獄の身でありながら、メルカリで執念の「2023年モデル Betaジャケット」を手に入れたのかをお話ししました。

まだ読んでいない方は、まずはこちらからどうぞだに。 👉 「通勤はスポーツだに!」2児のパパ営業所長が、アークテリクスBetaをメルカリで勝ち取った全記録

今回はその続き。 「最新のゴアテックスって何が変わったの?」 「ダウンじゃなくて、なぜ中綿のAtom(アトム)なの?」 という、素材のオタクな話と、私が毎朝の「通勤スポーツ」でたどり着いた最強の着こなし術を語るだに。


1. 2024年の衝撃。ゴアテックスから「フッ素」が消えた理由

アークテリクスに限らず、アウトドア業界がいま激震している事実を知っていますか? 実は、ゴアテックスの素材が根本から変わってしまったんです。

これまでの主役だった「ePTFE」という素材。これは非常に優秀でしたが、製造過程で使われるフッ素化合物(PFAS)が、環境に悪影響を与える「永遠の化学物質」として世界中で規制されることになりました。2025年からは販売禁止の動きもあるほど、厳しい規制だだに。

そこで生まれたのが、約10年の開発期間を経て登場した「ePE(延伸ポリエチレン)」という新素材だだに。

  • ePTFE(2023年までの旧型): 油汚れに強く、メンテナンスを多少サボっても水を弾き続ける「実績のベテラン」。
  • ePE(2024年からの新型): 環境に優しいが、皮脂や油汚れに少し弱く、こまめな洗濯と撥水メンテナンスがより重要になった「期待のルーキー」。

私がメルカリで2023年モデルを探したのは、この「実績あるベテランのタフさ」が、現場仕事や育児に追われる自分のライフスタイルに合っていたからだだに!


2. なぜダウンではなく「コアロフト」なのか。雨天時の絶望を回避せよ

冬のアウターといえばダウンジャケットが王道ですが、私の「通勤スポーツ」においてダウンは不採用だだに。

その最大の理由は、**「雨」と「オーバーヒート」**です。

雨の日の保育園送迎。自転車で1km爆走していると、どんなに気をつけていても袖口や裾が濡れます。ダウンは一度濡れると、中の羽毛がしぼんでしまい、保温力を完全に失う「絶望の塊」になってしまうだに。

一方、私が愛用しているAtom Heavyweightの中綿「コアロフト」は、ポリエステル素材。

  • 濡れても暖かい: 水に濡れてもロフト(嵩高)を維持し、保温力をキープ。
  • 蒸れにくい: 激しく動いた後の余分な熱を逃がしてくれるので、満員電車での「サウナ状態」を回避できる。
  • 洗える: 子供に泥をつけられても、家の洗濯機で丸洗いできる安心感。

この「濡れても無敵」な安心感こそが、雨でも自転車を漕がなきゃいけないパパの味方なんだだに。


3. 営業所長流「漆黒のレイヤリング」完成形

私が辿り着いた、マイナス気温から雨の朝まで対応するレイヤリング(重ね着)がこれだだに。

  • ミドル(Atom Heavyweight): 「柔」の守り。保温と透湿を担当。
  • アウター(Betaジャケット): 「剛」の守り。雨と強風をシャットアウト。

この「ブラック×ブラック」の組み合わせは、どんな現場でも誠実さを保ちつつ、脱いだらBetaをカバンにポイッと入れられる機動性も兼ね備えているだに。


まとめ:道具の「理由」を知れば、毎日がもっと快適になる

最新のスペックを追いかけるのも楽しいけれど、自分の「現場(日常)」で何が起きているかを知れば、選ぶべき道具は自然と見えてくるだに。

環境規制という大きな流れの中でも、自分にとっての「最適」を足掻いて見つけ出す。これこそが、ローン地獄を生き抜くおっさんの楽しみ方かもしれないだにね。

さて、インナーの話もしたかったけれど、それはまた別の機会に。

「ついに完結!インナー・静電気対策編はこちらだだに 👉 [https://www.30s-fire.com/arcteryx-layering-system-final/142/]」

さあ、みんなでがんばるだに!

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